初めての気学 #19 七赤金星が最大吉方の人

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初めての気学

気学に始めて触れる方、気学を詳しく知らない方、気学に興味がある方のためのコラムです。

最大吉方とは?

最大吉方は「生き方の方向性」です。自分の最大吉方の九星が解ると、自分を幸せに導く「生き方」が見えてきます。個人の最大吉方は本命の星と月命の星の組み合わせによって決定されます。自分の最大吉方を知りたい方は、以下のページをご覧ください。

初めての気学 #9 最大吉方という考え方

気学に始めて触れる方、気学を詳しく知らない方、気学に興味がある方のためのコラムです。 本命の働きと月命の働き 本命の星は生まれた年の九星で、月命の星は生まれた月の九星です。本命は魂で、月命は身体です。 ...

素直になると受け取れる

七赤金星には物事を肯定的に受け止める働きがあります。半面、七赤金星には物事を否定的に受け止める働きもあります。七赤金星が最大吉方だということは、七赤金星の気が不足していることを意味しますので、多くの場合、批判屋でネガティブな思考を持っています。七赤金星が最大吉方の人は、根性が曲がっている「へそ曲がり」「あまのじゃく」「批判屋」が多いですが、もっと物事を素直に受け取る事ができると幸せになるタイプの人です。

例えば、バラの花を見ている時に・・・

バラの花はトゲがあるけど綺麗だね
…と表現する人は肯定的に物事を受け止める人です。

バラの花は綺麗だけどトゲがあるよね
…と表現する人は否定的に物事を受け止める人です。

七赤金星は「受け取り方」の上手い九星ですが、受け取りが上手いと「伝え方」も上手くなります。バラの花を表現する時に、対象の長所に重きを置くか?短所に重きを置くか?その微妙な言葉の表現方法の違いによって、受け取り方は全く異なるものになります。

七赤金星の良さは前者の肯定的に物事を受け止める働きです。七赤金星を最大吉方に持つ人は、この働きを身に付けたいのです。この働きを身に付ける為に必要なものは素直さです。素直じゃないと物事をそのまま受け取ることが出来ずに、捻じ曲げてしまいます。

素直じゃないと受け取り方が上手くならない
批判は不幸の始まり

もっと云うと、受け取り方が上手くなると自分が表現したものが相手を悦ばせます。七赤金星が最大吉方であれば、魅力的な言語表現が出来るようになることが必要です。それは、テクニック的な表現ではなく自然に出るようなものです。

例えば、他者から褒められた時にどんな反応をするか?誰かに褒められた時に「そんなことありません」と謙遜ぶった受け答えをする人は、素直さがありません。素直では無いということは受け取る力が無いということです。だから、他者から本当の事を言ってもらえない人です。褒め言葉ですら受け取れないのですから、本当の事、大事な事、真実の言葉を言われても、相手の言葉を受け取る事ができません。これは、最大吉方が七赤金星の人だけでなく、どんな星の人にも云える事ですが、最大吉方が七赤金星の人であれば、特に重要な事です。褒められた時は素直に喜んでください。自分の受け取り方次第で、自分を褒めた相手の気持ちも嬉しい気持ちになります。

与えられるより与えること

七赤金星は金星でマネーの意味を持ちます。同時に七赤金星は悦びの星でもある。マネーだけがあっても人生に悦びは得られません。マネーとは資本主義の仕組みとして必ず不足するモノですから、マネーにこだわるほど不足感に苛まれます。

最大吉方が七赤金星というと「お金が儲かる」「お金がもらえる」と勘違いしている人がいますが、実は全く逆です。最大吉方が七赤金星の人は、お金を得るよりも与えることが幸せへの近道となります。しかし無差別にお金を撒き散らすという意味ではありません。足りないところを補うように与えることで相手に悦びを与えます。最大吉方が七赤金星でケチだとすると幸せは遠い。それは不満しかない人生でしょう。

最大吉方が七赤金星でケチだとすると幸せは遠い
七赤金星の働き=得ることよりも与えること

与えるモノはお金とは限りません。食べ物かもしれないし、時間や労力かもしれません。特に言葉で与える悦びは最大吉方が七赤金星の人にとって大きな意味を持ちます。マネーだけが価値では無い事に気付いてください。どんなところにも悦びはあります。どんな形でも悦びを与える事ができます。すぐにでも出来る悦びは「笑顔」です。笑顔は相手に対するサービスであり悦びを与えるものです。自分が否定的な受け取り方しかできなければ、必ず言葉の表現が批判になり表情は不満顔になります。

笑顔=最高のサービス提供

最大吉方とは本人にとって不足するものであり、本人を幸せに導くものを意味します。最大吉方が七赤金星の人にとって不足しやすいものは笑顔です。そして自分が笑顔で過ごす事を意識的に行うことで幸せを得るタイプなのです。

受け取り下手を克服する

最大吉方が七赤金星だとするとモノをもらう時に素直に受け取れない人がいます。最大吉方が七赤金星の人は、自分に与えられた時には素直に喜んでください。与えられたモノに対して悦ぶことが、更なる悦びをもたらします。

パターン1/ケチで疑い深いタイプ:モノをもらう時に「なぜ自分に与えるのか」と不信に思う人がいます。ケチな人は理由が無ければ相手に無償で何かを与えないので、自分が与えられた時には裏があるのではないかと勘繰り猜疑心が消えません。損得でしか人間関係が作れず、孤独な人生と云えます。

パターン2/欲深く人を見下すタイプ:モノをもらう時に「これしかもらえなかった」と残念に思う人もいます。欲が深く誰よりも沢山のものを所有する事によって相手を見下すタイプです。過去に自分が欲しいものを与えられなかった悔しさや、お金の苦労等によって人間性が歪み、底なし沼のような欲深さを作り出します。

パターン3/自分を卑下するタイプ:モノをもらう時に「返さなくちゃいけない」と不安になる人もいます。自分は何かを与えられるような人間では無い。受け取ってはいけない。もらってはいけない。自分には受け取る価値が無い。だから早く返さなければならない…と気に病んでしまうタイプ。自分を卑下しているけれど本心はプライドが高い。他者から施しを受ける立場になりたくない気持ちもある。

3つの受け取り下手なパターンを紹介しましたが、もし自分がこの3つのパターンに該当していたとしても、最大吉方が七赤金星ならば、意識的に笑顔で過ごし、自分自身を最大吉方である七赤金星の吉の状態に近づけることで、人生は大きく変わり充実と悦びの人生を得られます。今あるものを素直に受け取って素直に喜ぶ事が、最大吉方が七赤金星の人にとって一番大事な事です。素直に受け取ることができると、無心で相手に与えることが出来るようになります。それが幸せへの道筋です。

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