姓名鑑定の話 #1 現代の姓名鑑定の問題点

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姓名鑑定の話

この記事は、姓名鑑定・姓名判断に関心がある方や、姓名鑑定を学んでみたいと思われている方のために、画数鑑定だけではない本物の姓名鑑定について、あれこれと書き綴っております。

姓名鑑定の現状

現代の姓名鑑定では、画数の吉凶のみで判定する「画数鑑定」が主流となっています。しかし、画数は姓名鑑定にとって一つの要素でしかありません。

姓名鑑定において重要な要素である「陰陽の配列」や「五行の配列」などが考慮されていません。まれに陰陽五行の心得があったとしても、間違って使われて場合がほとんどです。なぜ、画数のみで吉凶を判定する「画数鑑定」が世間に浸透してしまったのか?

それは、昭和時代に流行った「よい名前のつけ方」という、画数のみで吉凶を判定する姓名判断の本に依るところが大きいそうです。残念ながら、その本のブームによって、姓名鑑定といえば画数鑑定と云う風潮が定着してしまいました。

なぜ、画数のみで吉凶を判定する「画数鑑定」が流行って受け入れられたのか?それは、画数のみの鑑定は簡単だからです。

吉の総画数に合うように漢字を選んで名前を作るだけの「画数鑑定」は、誰にでもできる簡単なものだからです。しかし、よく考えていただきたいのですが、昔から姓名鑑定のプロが存在しているというのに、単純に総画数だけの当て字で作られた名前が、良い名前と云えるのでしょうか?もしかしたら、死ぬまで使うかもしれない人名を、インスタントラーメンや、コンビニエンスストアのような、簡単で便利という感覚で、選んでしまって良いのでしょうか?正直に言いますが、画数だけで良い名前を作る事はできません。それも、単純な画数の吉凶だけではムリです。総画数だけを吉に合わせてあっても、他に凶の要素がある場合には、通常の凶名よりも凶の影響が大きくなってしまいます。
そのため、犯罪事件にかかわる人名のほとんどは総画数だけが良い名前です。
これが、現在の姓名鑑定における現状の問題です。

実は画数の影響は少ない

姓名鑑定に於ける重要な要素は5つあります。それを、姓名鑑定の五大真理と云います。
そして、姓名鑑定の五大真理の5要素には、影響力の大きさの配分があります。この5つの中で、一番大事なのが「読み下し」です。読み下しが良ければ、他の要素に問題があっても、それを超えてしまうくらいの良い名前になることもあります。

1.読み下し 30%
2.五行の配合 20%
3.陰陽の配合 20%
4.天地の配合 20%
5.画数の善悪 10%

5要素の影響力の配分を見て頂くと、画数の善悪が10%で最も影響が小さいことが解ります。実は、画数の影響は最も少ないのです。だから、画数ばかりを吉数にしても、他の要素に凶があれば、画数の良さなどは吹き飛んでしまうのです。
そろそろ、画数だけに囚われて名前を選ぶ習慣を、改めても良いのではないでしょうか?

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