気学について
気学は「九星」「気学」「風水」という3つの要素から成り立っています。正式には「九星気学風水」と云います。気学は、大陸から流入した様々な思想を、日本で再構築されたものです。日本人が作ったものなので緻密で精密です。
気学に関心があるなら、まずは自分の「本命(ほんめい)の星」を割り出してください。本命の星は生まれた年で決まります。そして、本命の星の特徴を確認してみてください。自分自身の「本来の気」を知ることができます。もっと深く知りたいのであれば、自分の「月命(げつめい)の星」を割り出してください。月命の星は生まれた月で決まります。
九星について
九星は”きゅうせい”と読みます。九星とは人の気です。九星は9種類あります。人の気というのは生命体の気です。人間も生命体なので、一人づつに九星が割り当てられています。つまり、人は9種類の性質に分類することができます。人の個性は単純なものではありませんが、大雑把に分類すると9種類になります。複雑なものほど単純に考えた方が解りやすくなります。
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しろくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
生まれた年の九星=本命の星
毎年「今年の九星」が有り、1年の気を決定する九星があります。その年ごとの全体的な雰囲気、流行、景気、大衆の反応、などを方向付けるものです。
生命体は、生まれた瞬間に、その一年の気を吸い込んで生命活動を開始します。生まれた年の九星が、個人にとっての本命の星です。本命の九星ごとに雰囲気や特徴が違います。
生まれた年が同じならば、全員が同じ性質なのか?と疑問に思うかもしれませんが、実は、自分は違うと思っているのは、本人だけかもしれません。他の人達から見ると、生まれた年が同じ人達は同じような雰囲気に感じられるものです。本命の星は、自分が思う自分では無く、自分ではない他者が感じる自分の気です。
生まれた月の九星=月命の星
毎年の九星があるのと同様に、毎月の九星もあります。毎月の九星も、その月ごとの雰囲気を方向付けるものです。生まれた月の九星が、個人の月命の星です。月命の星は、身体的な特徴や、子供の頃の性格に現れます。本命の星が同じでも、月命の違いで個性にバリエーションが出ます。
方位を見るには、本命の星だけでなく月命の星も必要です。単純な運勢鑑定ならば本命の星だけでも充分ですが、パーソナルな運勢鑑定をするなら月命の星も必要になります。