姓名鑑定の話 #3 姓名とは何を意味するのか?

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姓名鑑定の話

この記事は、姓名鑑定・姓名判断に関心がある方や、姓名鑑定を学んでみたいと思われている方のために、画数鑑定だけではない本物の姓名鑑定について、あれこれと書き綴っております。

姓名が意味するもの

姓名とは何を示すものなのか?村山幸徳先生の姓名鑑定では、以下の3つが定義されています。姓名は生命
名前とは、生命全体とその内容を示すものです。姓名とは生命で生きる力を意味します。姓名は声明
名前とは「私の人生はこういう人生です」「私はこういう人間です」と声明しているものです。

姓名は名声
名前の通りの事象を、吉も凶も名声を獲得します。

ダジャレのような語呂合わせ的なものだと、軽く思われる方もいると思いますが、そもそも、気学の考え方において、世の中にある物事の中で一番、気を強く発するものは「音」であるとされ、姓名鑑定でも気学と同じように、どのように読むか?どのように読めるか?という「音」を重視します。

同じ音・同じ読み方のモノは同じ気を持っていると考えます。

同じ音のものは同じ意味を持つという考え方から、名前を付けるという行為は呪術的な行為であると云うことが解ります。何を意図して名前を作るか?そして、意図と形式が合致しているかどうか?それが重要なことなのだと解ります。

姓名とは呪術である

つまり、気軽に何も考えずに雰囲気で付けた名前や、願いを込めて付けたとしても意図と形式が合っていない名前は、自分が意図しない呪術として機能していることが有るのです。
良かれと思って付けた名前が、意図しない方向に呪いをかけている事は非常に多いです。同じ音のものは同じ意味を持つという考え方に、気学や易の解釈を併せてみると、その名前が持つ気の質がよく解ります。ここで1つ事例をご紹介したいと思います。気学における「六白金星」という九星は易で表すと「乾」です。「乾」は「けん」という音で読みますので「けん」「けんた」「けんいち」「けんたろう」など、「けん」という音が使われる名前は、六白金星の意味を持つ名前となります。
六白金星の働きや意味は、太陽そのもの、天の働きです。公明正大で、好き嫌いせず、毎日同じように積極的に活動する、と云うものです。

姓名鑑定説明

そうすると、六白金星が六白金星の働きをしないことは、気学における本命殺の状態となります。「けん」という音の名前を持っているのに、仕事や学校を休みがちで、毎日を同じペースで生活できない人や、積極性に欠ける人、物事を一生懸命やらない人というのは、六白金星の意味を持つ名前をでありながら、六白金星の意味する、太陽の様な働き、天の様な働きをしていない事になり、名前で宣言されたものと実体が異なるので、嘘の人生となります。

その結果、体調を崩し身体が動かなくなり、他者から嫌われることになります。「けん」という音の名前は、如何なる時も太陽の様な生き方をしなければならないという名前なのです。

姓名における呪術的な働きは、最初から最後まで一貫するような特性や性質として顕れる場合もありますし、この条件になると〇〇になる…と云うような条件付きで発動することもありますです。条件付きの発動は、主にその人の苗字が条件スイッチとなることが多く見受けられます。

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