気学に始めて触れる方、気学を詳しく知らない方、気学に興味がある方のためのコラムです。
気とは何か?
そもそも「気」とは何か?と云う事をご紹介したいと思いますが、ここで少し、気という字がつく熟語を、思いつく限り、書き出してみましょう。例えば…「天気」「気分」「陽気」「弱気」「勇気」「色気」「気配」「元気」「人気」「殺気」「短気」「陰気」「気合」「運気」「本気」「強気」など、
このように、気という字がつく熟語を思い浮かべてみると、全て目に見えない形の無いものであることに気が付くのではないでしょうか。つまり、気とは「目に見えないがそこにあるもの」なのです。
気は、文化圏によって、様々な呼ばれ方をします。
例えば、波動、プラーナ、エーテル、エネルギー。これらは皆「気」を意味します。
私たち人間を含めた、あらゆる生命体が持っている気は、生命力と呼ばれます。
どのような呼び方であっても、そこに存在するのに、目に見えないもの。目に見えないが、確かにそこに存在しているもの。それが気です。
気をカテゴリー別に分類する
目に見えるものも、目に見えないものも、この世に存在するあらゆるものを分類し、カテゴリー別に分けて、分析を行うのが、気学です。気学を扱うために必要なものは、物事を種類別に分類できる知性です。霊感や直感は必要ありません。気学では…人、モノ、場所、数字、色、等、あらゆる物事を、カテゴリー別に分類します。
気というモノは、目に見えませんが、現象そのものには気が存在します。その辺に転がっている、石コロにも、空間にも、人にも、気が存在します。目に見える現象全てに気が宿っています。そこで、気を認識するために目に見える現象の気から気を把握して、気の動向を推測するのが気学です。
漢方の診断で、顔色などから、その人の体質を知るのも、気学の考え方における、気の把握と同じものです。あらゆる物事から、気を把握して、現状の問題点を把握し、今後の運勢を予測することができます。これは、練習や訓練によって誰でも身につけられるスキルです。