気学の人に話を聴くインタビュー #1

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気学を学んで活用している人に、気学に対する考え方や活用のコツなどをインタビューしてお話を聞く企画です。どんな人が気学を使ってるのかな?どんな風に使ってるのかな?多くの方にとって気学を学ぶヒントになればいいな!と思います。
今回、お話をお聞きしたのは「はこだて気学」というブログを運営している新井田佳美(にいだよしみ)さんです。今までは学ぶだけだった気学を仕事にしようと、普段は勤め人としてフルタイムで働きながら、副業として相談業や教室を行っているそうなので、どんな風にお仕事をしているのか?いろいろ聞いてみたいと思います。
これから気学を仕事にしたいと思ってる人は必見の内容ですよ。
インタビューした人:キポログ・杉山晏里
インタビューを受けた人:はこだて気学・新井田佳美
インタビューした日:2021年4月5日

Q1 元々整った名前ってどんな人生?

キポログ:今回、初めての試みとしてキポログのメルマガにインタビュー記事を掲載してみようかなあと思っております。初めての試みっていう時には、やはりスタートの星のパワーをお借りしたいじゃないですか!それで、トップバッターは一白水星の人にお願いしたいなぁということで。私の最大吉方の星でもある一白水星を本命の星に持っている、新井田佳美さんにお話を聞いてみたいと思います。よろしくお願いしま~す。

新井田:よろしくお願い致しま~す。

キポログ:新井田さんは「はこだて気学」という…ええっと、これは一人団体ですね(笑)?「はこだて気学」という一人団体を主宰されております。

新井田:はい、そうです(笑)。

キポログ:まずは、新井田さんのお名前から紹介して行きましょう。お名前は「新井田佳美さん」です。このお名前は、元々整ったお名前ですよね。

新井田:はい。そうです。本名です。命名です。

キポログ:命名から整ってたんですね。

新井田:そうです。

キポログ:以前から整ってる自覚ってありましたか?

新井田:う~ん、そう言われてみると仕事に関する事ですが、いくつかあります。何度か転職を重ねて、結構どの会社も良い会社で、入ると人間関係にも恵まれてですね、お給料も安定してる会社で、ツイテるな~というのは感じてました。あれ~?こんなに上手くいっていいの?っていうラッキーが、割と多い人生だったと思います。

キポログ:うらやましいですねぇ!世の中には凶名の名前の人の方が多いなんて話を聞くと、みんな、かわいそうだなぁ~なんて思いますか?

新井田:そうですね、ちょっと、どこから目線かわからないですけど、なんかもうしわけないな~っていう感じです。私の家族の話なんですけど、私の家は私を含めて5人家族なんですね。調べたら私だけが整った名前で、父も母も姉も、私以外は全員が凶名で撃沈でですね。「どうりで、なんだかなぁ~」と思った事はあります。

キポログ:なるほど。自分の判断は正しかったんだゾと?

新井田:良かれと思う事や正しいと思う事を言っても、なかなか家族に意見が通らない。ずっと、何故だろうと思っていたのですが、その辺に理由があったのかしらと(笑)。

キポログ:へぇ~面白い。家族が凶名で自分だけ整った名前で育つとそういう感覚なんですね。

Q2 北海道の気学事情を教えてください

キポログ:そうそう。先日(2021年3月)、函館に行って来たのですが、その節は函館を案内していただきましてありがとうございました。大変おせわになりました。初めて北海道の北の大地に上陸したのですが、予想以上に寒いですね。

新井田:あの日は寒かったですね。特に山が寒かったですね。まだ、山が真っ白だったし。

キポログ:函館の街って洒落た雰囲気が印象的ですね。田舎なんだけど田舎臭さが無い。

新井田:函館はそんなに大きく無い街ですが、コンパクトにいろんなものぎゅっとつまっていて、風光明媚な場所もあったり、歴史もあったり、なかなか素敵な良いところだなと思います。

キポログ:洗練された雰囲気を感じましたよ~。

新井田:ほどよく田舎で、ほどよく良い雰囲気も醸している感じです。

キポログ:では、そろそろ質問に入っていきたいと思います。北海道の気学事情を教えてください。北海道全体、もしくは函館市の中で、気学はどのくらい認知されてるんでしょうか。

新井田:おそらく、旅行の吉方位であったりとか、例えば星座占い的なモノに近い感じで、今月の一白水星は、今月の二黒土星は、とか、九星の名前だけは聞いた事があって、そういうのを星占い的にみるものという印象を持たれている方が多いような気がします。いわゆる占いっぽい感じで。

キポログ:占いの1つとして皆さん認識してるってことですかね?

新井田:そうです。でも、九星気学の認知度は、あまり高くないように思います。

キポログ:なるほど~。そうなんですか。さっき、北海道の上位3つの市の人口を調べてみたんですが、1位の札幌市は195万9千人、2位の旭川市は33万4千人、函館市は3位で25万5千人くらいなんですね。気学は北海道全体の中で、あんまり知られてないのしょうか?

新井田:私自身も数年前に気学に興味を持ち始めて、気学を学んでみたいなと思ったので、北海道の中で教えてくださる方がいらっしゃらないかな~?と思って検索してみたんですけど、札幌に旅行ライターのお仕事をされている気学をやってる方がいるくらいで、他に気学を学べるところが見当たらなかったんです。函館では誰も気学を教えて無かったので、私は東京に出向いて気学を学んだという経緯があります。

キポログ:そうだったんですね。函館市の中にも占いのお店もあったりするんでしょう?気学鑑定してもらえる占いのお店はあるんですか?

新井田:あるにはあるようです。函館にもあるようです。

キポログ:気学は占いの一種として認知されている程度で、日盤吉方を取ってるガチで気学をやってるような人達が周りに沢山いるような環境では無いということですね。

新井田:私が函館で出会った人の中で日盤吉方という言葉を知ってる人はいませんでした。

キポログ:そういう状況をお聞きすると「はこだて気学」っていうブログの名前にしたのは正解だったんじゃないですか?

新井田:正解だったと思います。大正解です。

キポログ:函館で気学をやってる人といえば、新井田佳美さん!という流れを作ろうとしてるんですね。

新井田:それを意識しています。

キポログ:函館市の25万5千人を相手に気学の仕事をしていこうという意図があったんですね。

新井田:そーですね。足掛かりとして考えてます。

Q3 気学を学び始めたキッカケは何ですか?

キポログ:気学は東京で学ばれたとおっしゃってたんですが、新井田さんが気学を学び始めたキッカケって何だったんですか?

新井田:いちばん大きいキッカケは、自分が病気になったことです。それまで色々な事も、そうあるべき、自分はこれをやって当然、こうあって当然と思いながら、がむしゃらに走り続けて来て、変だな、これでいいのかな、と思いながらも惰性で続けていたら身体を壊しました。
その時に考え方とか生き方を変えて行かないと、これじゃ済まない事になるなと思って。それで、自分が興味があったものを色々試した中で、一番コレだなと思ったのが気学でした。

キポログ:コレだなという「コレ」というのは、どういうものですか?

新井田:う~ん、確かなもの…という感覚、ですね。

キポログ:病気されたのって何歳の時ですか?

新井田:えーっとですね。何年だったかな。あっ…2012年頃です。

キポログ:何の病気ですか?

新井田:婦人科系の病気で、卵巣に嚢胞みたいなのが出来て。病理に出したら黒に近いグレーで、ガンですね~ということになって、その時に卵巣を1つ取りました。

キポログ:その時に病気をしたってことで、自分を建て直さなきゃいけないと思ったんですね。

新井田:そうです、はい。

キポログ:よく腐らずに立ち直りましたねぇ。

新井田:ホントですねー。持ちこたえましたねー。ハハハ。

キポログ:それで、気学を知った直接の具体的なキッカケって何だったんですか?

新井田:さっき、病気した時に色々興味のある事を試した話をしましたが、その中の1つに、カラーボトルを使ったカラーセラピーというのを試したことがあって、その方のブログをちょくちょく見ていたんです。そのカラーセラピーをやってる方の、お気に入りブログのリストの中に、気学をやっている方のブログがあって、一番最初は、その気学をやられている方に、その年の鑑定をお願いした、、というのが初めてですね。

キポログ:へぇ。それで、鑑定してもらった内容を見て、面白いなぁと?

新井田:そうです。どうしてこんな事が分るんだろうって思いました。
わらしべ長者的に、こっから次に行って、こっから次に行って、という感じで、いつのまにか気学に繋がっていったという感じですね。

キポログ:色々試して色々覗いてみて、最終的に気学に行きついたということですね。

新井田:はい。カラーセラピーもやってみましたし、その頃、すごくたくさん通ったわけじゃないんですが、心屋仁之介さんのセミナーが流行った時期でもあったので、それの心屋仁之介さんじゃない人が北海道に来た時に行ってみたりしたんです。それは高額だったし、なるほどな~と思うこともあったんですが、結果、そっちには行かなかったんですよね。

キポログ:どうしてそっちに行かなかったんですか?

新井田:う~ん、どうしてでしょうね(笑)。私が望んでいたものではなかったという感じですかね。これはこれでアリだな~とは思ったんですが、自分の心の中を覗いて何か不要なものをリリースしたとして、そこからどうして行く?っていうのって自分次第じゃないですか。結構そこで迷子になる人もいるんじゃないかなと思うんですけど。そういう意味でいうと、気学は、じゃぁどうしたらいいんだろう?っていうのがズバッと出て来るじゃないですか。少なくともコレです!みたいなのが。出来るか出来ないかは別として、あなたの幸せココにあるよっていうのが。
これが、最初の方で言ってた「確かなもの」で、コレだなと思ったんですよね。

キポログ:やっぱり、元々名前が整った人は判断が良いんですね~。普通は不貞腐れちゃったりして、そんな風に上手く立ち直れないですよ。

新井田:さぁ~?どうですかね?わかりません(笑)。

Q4 はこだて気学のお仕事について教えてください

キポログ:では次の質問です。「はこだて気学」のお仕事について教えてください。

新井田:一昨年(2019年)から昨年(2020年)にかけては主に、無料で気学100名鑑定というモニターさんを募集して、皆さんのお悩みを聞かせて頂いて、私の方で鑑定をしてお返しするというのをメインで行っておりました。
現在83名まで鑑定が済んでいますが、4月からお客様のリクエストというか…ご要望にお応えして、基礎講座をスタートしたので、鑑定は一旦お休みしているところです。

キポログ:基礎講座というのは気学の基礎を学ぶという内容なのですね?

新井田:はい、そうです。気学の基礎の超初心者様向けみたいな内容にしております。

キポログ:これは、函館の教室などで開催するんですか?

新井田:こういう(コロナの)ご時世なので、オンラインで募集をかけたところ、北海道以外の地域の方からお申込みをいただいて、4月1日から講座をスタートしました。

キポログ:先ほど北海道の主要都市の人口数についてちょっとお話しましたが、東京や大阪に比べると北海道は人口数が少ないですよね。そう考えると、函館の中だけでなくオンラインで…という形式になったことは、良い選択だったかもしれませんね。

新井田:結果的に、良い選択だったと思います。

キポログ:でもでも、函館や北海道の中で気学を学ぶ人を増やして盛り上げたいゾ~!という気持ちもあるんですよね?

新井田:それはもちろん、あります!

キポログ:最初はオンラインを使って知名度を上げて、ゆくゆくは「函館で気学といえば新井田さん」という流れを作って、北海道を束ねたいという野望があるって感じですね。

新井田:は~い。束ねたいですね~(笑)。

キポログ:はこだて気学」で学べる気学の基礎講座は超初心者向けという事なんですけれど、具体的には、どんな人に向いてる講座なんですか?

新井田:気学と言っても先ほども言ったように、占いっぽい捉え方をしてる人もいたり、旅行に行けばいいんだよね~?という感じの人もいます。間違ってはいないんですけれども、基本的には気学ってなんぞやっていうところ、気って何?っていう、本質的な超入門の話から伝えたいな~と思って、そういうカリキュラムにしております。

キポログ:気学って興味あるけど、よくわかんな~い、でも勉強してみた~い!って人?

新井田:「気学って旅行に行けば運気がアップするもの」と思っているかたへ、もう少し突っ込んで、気の使い方とか、気の本質みたいなものについても、お話しさせていただこうかな~と思ってます。旅行や方位移動だけが気学ではないゾ、と。

キポログ:今、新井田さんの熱いパッションを感じましたっ。ところで、現在は無料鑑定はお休みされてるんですよね?

新井田:はい、そうです。

キポログ:無料鑑定に申し込まれる人って、どんな感じの人が多いんですか?

新井田:えーっと。人間の三大悩み(健康・金・人間関係)みたいなのが多いです。最初に相談される話は、ちょっとした人間関係に関するもので、人との付き合い方が上手くいけばいいなぁ~というような悩みが寄せられて、何度かやりとりして、だんだん慣れて来た頃になると、ご家族との関係の話が出て来たり、お金の苦労の話が出て来たり、自分の親の話になったり。だんだんと話が複雑になるというか、悩みの話がどんどん深くなる事が多かったですね。

キポログ:相談への回答って、ズバリ言うわよ!という感じでお答えするんですか?

新井田:ズバリ言うわよ!は30%くらいで、あとはやんわりと言う感じです。これはちょっとなぁ~、言っとかないとなぁ~、という人には、嫌われるのを覚悟でズバリ言うわよ!という伝え方をすることもあります。

キポログ:こうしたほうがいいとか具体的な対策案なんかをお伝えするんですか?

新井田:はい。そういう風にお答えするように努めてました。

キポログ:同じ人が何度もリピートで相談される事は多いんですか?

新井田:すごくサッパリしてる悩みの人もいますし、こちらのほうから確認したい事があって返信のメールを送ると、一回目の相談内容に上乗せした回答にプラスして上乗せした悩みが返ってくるっていう、ラリーするたびにボールがだんだん重くなるっていう方もいらっしゃいました。

キポログ:あぁー。ドッチボールのボールが受け取るたびにズシッと重くなってくるんですね。

新井田:そうそう、そうなんですよ(笑)。

キポログ:今は鑑定の仕事と教室の講師の仕事と2つあると思いますが、どっちがやりやすいですか?

新井田:最初は鑑定の仕事しかしてなかったので、それしか分らなかったですけど、いざ、こうして人に何か教えるってなったときに、そういう立場だからこそ分る、鑑定の伝え方だったり、質問の受け取り方、相談を聞くのとは、また違った風になると思うので、今は、両方が自転車の両車輪みたいな感じ…だと思います。

キポログ:今後、どっちが得意か?って事も、分かって来るかもしれないですね。

新井田:あぁ~そうですね。講師はまだまだ、ホントにまだ入り口に立ったとこなんで。

キポログ:そうですか。楽しみですね~。

新井田:今、ワクワクしているところです。

Q5 ダブルワークをするために工夫してる事はありますか?

キポログ:では…続いての質問です。新井田さんは、本業というか、昼間に決まった時間のフルタイムのお仕事があって、それ以外の時間に、気学鑑定とか教室をやるっていう事をしてるので、いわゆるダブルワークで、2つの仕事をしているという状況なんですよね。

新井田:はい、そうです。

キポログ:それ、大変じゃないですか?

新井田:え~っ!ビックリするくらい大変です!ハハハ(笑)。

キポログ:フルタイムでお勤めしている仕事は朝何時から何時までですか?

新井田:だいたい8時~5時ですね。

キポログ:休日は週に何回ですか?

新井田:休みは週2回です。

キポログ:ガッツリ、フルタイムのお仕事ですね。

新井田:そうです、ガッツリのフルタイムなんですよ。

キポログ:そうすると、いつ気学鑑定と講座の準備などの仕事をするんですか?

新井田:出勤前の朝の時間と、帰宅後にやってます。帰宅後は12時には寝ようって決めてるので。そんな感じです。

キポログ:限られた時間を使うってことですよね?時間は足りてますか?

新井田:やるしかないですよ~。講座の日程が当然ながら決まっていて、今回は延期って話にはできないので、ダブルワークの工夫としては、いかに時間を有効活用するかと、あと、頭の中が空いた時に、隙間時間でいかに頭の中で整理しておくか。

キポログ:脳みそフル回転ですね。

新井田:はい…ハハハ(笑)。

キポログ:フルタイムの仕事を辞めて、鑑定とか講座の仕事を一本にしようと思うことは無いんですか?

新井田:それは、あります。今、講座をやってるんですけど、まさに今、日勤で他の仕事をしている時間がもったいないな~、なにやってるんだろうな~って思ってしまう時はあります。
でも、もしかすると…ですけど、気学の仕事一本に絞ったほうが睡眠時間は減るかもしれないとも思うんです。好きな事をやると集中するんですけど、楽しいので全然眠くもならない、っていうのがあるので、もしかすると、気学一本にしたほうがキツいかもしれないな~って思います。
講座の資料作ったりしてると楽しいんですよね。めちゃくちゃ楽しんでる自分がいるので、そう思うと、日勤の他の仕事に時間を取られていることが悔しくてたまらないです。

キポログ:そーすると今は、昼間の仕事よりも、気学の仕事の比重を少しづつでも多くして、気学の仕事が増えていくようにしようと考えてるんですか?

新井田:まだ、経験も知名度も不足してるので…なかなか逆転はちょっと遠いかなぁ~とは思うんですけど、そういう状況にして行けるようにがんばります。

キポログ:おぉっ!新井田さんの決意が聞けました。

Q6 気学を仕事としてやってみて改めて思った事はありますか?

キポログ:気学を勉強してるだけの時と仕事としてやってみた時で、思う事とか考えが変わった事とか、何かありますか?

新井田:一番大きく感じるのは、当然ながら責任ですね。料金が発生してくるので、楽しければいいとか、こんな風になったらいいな~みたいなフワフワした事を言っていられないです。きちんとしたものを相手に、納得していただけるように、形にしてお渡ししなければいけないという責任を、ヒシヒシと感じてます。
それから、自分の色眼鏡を外して、相手が望むものと私が伝えるものの中に、私という人間のエゴを、いかに混ぜないで相手に伝えることができるか?ってことも課題です。

キポログ:失敗したなぁ~って事はありますか?

新井田:いっぱいありますよ~。そりゃぁもう、いっぱいあります。
特に、無料鑑定にお申込みいただいたお客様の中には、申し訳ないな~と思う方もいらっしゃいます。

キポログ:でも、修行中の無料鑑定という中での失敗ですから、まぁ、言い方は悪いですが、お申込みいただいた方には踏み台になっていただいたということなんじゃないですか?

新井田:無料だからという…そういうのは自分の中では無し!と考えてましたが、未熟さゆえの失態はいろいろありました。

キポログ:数年後にはそれも笑い話になるといいですね。逆に、予想してたよりも上手くいったことはありますか?

新井田:それもあります。意外と変に真剣にならずに、どうしたらこの人がこういう風になるかな~っていうのを楽しみながら受けたもの、お出ししたもの、例えば、相談の中には、お名前について悩んでるっていう方もいらっしゃるので、お名前を考えたり、あと、、ご自身では気付いて無いけれど、もう少しこういうお名前にしたら?っていうふうにしたら、意外とそういうのが、ちょっとキラキラした言い方になりますけど、相手の方の希望みたいになって、これからの人生が楽しみですって、おっしゃってくださる方もいて、そういうのは、やって良かったな~と思った瞬間でした。

キポログ:嬉しい言葉をいただけて良かったですね。

新井田:ほんと…そう思います。

キポログ:あんまり真剣にならなかった時の方が上手くいったな~と思える感じですか?

新井田:自分の中で変に考え過ぎないほうが良いみたいです。私はもともと、人の悩みとか相談事を受けるっていうのが今までも多かったんですが、どちらかというと人の悩みに自分も感情移入し過ぎてしまうところがあったので、相手の悩みに自分も一緒にグワァ~っと入って行ってしまって、モンモンと考えちゃったときほど失敗します。

キポログ:そういう自分の失敗と成功のパターンが解っているのは強みかもしれませんね。頭で分かってでも、なかなか、上手くいかないと思いますよ。

新井田:でも~、この性格で生きて来ちゃってるので、なかなか割り切れない時もあります。相手の悩み相談の話を聞いて「あ~わかる~」って、すぐなっちゃうんで。もう少し冷静に俯瞰できる目を養わないとな~と思ってるんです。

キポログ:ははーん。さすが一白本命ですね。相手の入れ物にピッタリとフィットしちゃうんですね?

新井田:そーなんですよ。スポッと入っちゃうんですよ。そーすると、お互いに収まっちゃって「これからどうする?」って、、なっちゃうんです(笑)。どっちも悩みにハマっちゃったね~みたいな感じになるんです。今後の課題です。

キポログ:もう一つ、お聞ききしたいのですが。気学を仕事としてやる前と、やってみた後で、思ってたのと違うな~、予想してたのと違うな~って、ありますか?例えば、こんなに出来るとおもわなかった~とか、わぁ凄い悩みが来ちゃうんだなぁ~とか、そういうのって、ありますか?

新井田:はい、あります。見ず知らずの人を相手に、そんな赤裸々に、悩み相談を本気でしてくる人がいるんだなっていう驚きはありました。
それから、無料鑑定は冷やかしみたいな人も、もちろんいるんですが、そういう冷やかしの人の方が多いのかな~と思ってたんですけど、その予想とは違っていて、私の所に相談に来る人は結構ガチめで、私もオロオロするくらいに、それは大変ですね~っていう、難しい話を持ち込まれる方もいて驚きました。

キポログ:冷やかしよりも真面目な相談のほうが多かったんですね~。

新井田:他にも、思ってたのと違うな~というのがあります。世の中には悩みを抱えてる人って、意外と、いっぱいいるんだな~って思った事です。私が気学を始めようと思ったのは、最初の方で言ってた通りで、自分の生き方って全然ダメだな~って思って、自信が無くなってた時に、気学ってものを知ったので、それで、行ってみよう、やってみようと思ったんです。その時に、周りの人は、自分よりも、み~んな、凄く優秀でキラキラしてると思ってたんです。でも、蓋を開けてみたら意外と、あれっ?みんなドロドロしてるんじゃん!って思ったんです。みんな、見えるところは涼やかにしてるけど、足元はバタバタしてるんだなっていうのも、後から思いました。。

キポログ:涼やかに足元はバタバタって、白鳥の足漕ぎボートみたいですね。

新井田:しかも、足元は泥沼だった!っていう人も結構いて、もしかすると私の方がまだマシだったのかもな~って。

キポログ:人の悩み相談を聞く仕事をすると、今までは思って無かったような、いろんなことを考えますね。

新井田:あと、もう1つ予想してたのと違う事は、自分の事で恐縮ですけど、まさか自分がここまでできる、まさか80名以上の鑑定ができるとは、全然予想もしていませんでした。20人くらい来ればいい方かなぁって思ってました。

キポログ:80名以上って、すごい人数ですよ。頑張りましたね。

新井田:自分でも予想外の展開でした。よくこんなところまで昇って来れたなぁと思います。

Q7 今後の予定や告知をお願いします

キポログ:新井田さんの今後の予定、もしくは、今後やってみたい事とかも含めて告知をお願いします。

新井田:2021年の4月1日から初心者向けの気学の基礎講座をスタートしております。1期が3か月という期間なのですが、当面はこの活動を中心でやっていきたいと思っています。
この、コロナ禍がどうなるか分かりませんが、収束の目途が立ったら地元・函館でリアルな講座を開催したいです。
私は「はこだて気学」という看板を背負っているので、「函館に気学を」というのが一番の大きな目標です。一家に薬箱が1台あるみたいな感じで、一家に気学が1つあれば、困った事が起きた時でも、なんとかうまく回るんじゃないかな~って思うんです。そのくらいに、気学が浸透するように、自分の活動を拡げたいと思います。

キポログ:函館から勢力を拡大するという事ですね?函館には、気学にふれる事のできる場所が少ないってお話でしたので、新井田さんが主宰する「はこだて気学」という存在は需要があると思います。
ところで、初心者向けの気学の基礎講座は1期が3か月間ということですが、いつからでも参加できるのですか?

新井田:1期が3か月間なので、次のスタートは7月から開講です。募集はそれより少し前に開始します。無料のガイダンスを開催する予定なので、最初に雰囲気を感じていただけるといいな~と思ってます。

キポログ:今回はインタビューにお答えいただきありがとうございました。

インタビューした人:キポログ・杉山晏里
インタビューした日:2021年4月5日
参考:はこだて気学
https://ameblo.jp/milkcafe-29/

お寄せいただいた感想

お寄せいただいた感想を紹介させていただきます。

ウサ公
キポログさんの質問の仕方もポイントを掴んでいて面白いなと思いましたが、やはり気学をどのようにしてお仕事にしているのとかも参考になりました。
そして「はこだて気学」というネーミングの奥にある野望などもわかり、私には欠けている部分だなと・・私もそういう強い意思の元、発展させていけるようにしたいなと改めて思いました。一白水星の吉方を取ったこともあり、一白水星の新井田さんのお話を聞けるのは一白水星の勉強にもなりました。
地元の人口、ちゃんと調べてみます(笑)

 

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