今月の全体的な運勢／2019年8月

8月(申月)のスタートは8/8の立秋です。
8/8の04:13から立秋です。
立秋になる迄が夏の土用期間です。

立秋の8/8～白露の9/8前までが
8月(申月)で、暦の上では既に秋です。

申という字を、字統で調べると、
電光（稲妻）が走る形と書いてあります。

生まれ年の十二支が申歳の人は、
年回りの組み合わせ的に、
二黒の申歳、五黄の申歳、八白の申歳、
…と、土星の人しか存在しません。

土は内側にモノを蓄えますので、
申歳の人が不満を爆発させた場合、
雷がドカドカ落ちまくり～で、
キレたら手に負えない…となります。

以前に漢方のセミナーで聞いた話ですが、
どんな人が一番キレやすいか？を、
見た目で判断する方法ってのを、
漢方の先生が紹介してました。

それは、ズバリ…。
白目が青みがかった色をしてる人。
だそうです。

青は木性ですが、
三碧木星にも、雷の意味がありますが、
漢方的には、青は肝で、
イライラした感情を意味しますからネ。

まだ土用の期間ですので、
ウッカリ誰かの地雷を踏まないように、
相手の目を見て…
否…相手の「白目」を見て、
お話をすると良いかもしれません。

ちょっと、話が逸れましたが、
8月(申月)に話を戻しましょう。

8月(申月)の月盤は五黄中宮です。
五黄中宮の月は、
全ての九星が本座に配され、
暗剣殺が無いのが特徴です。

五黄土星は、腐敗の気を持つ星です。
8月(申月)は、五黄の気が、
世の中全体に充満します。

五黄の気とは、あきらめ、不貞腐れ。
五黄殺と云えば、
内側から生じる凶の働き。

暗剣殺という…
予想不可能な問題は無いけれど、
自分でも、これが問題であると、
解っているトコロからの腐敗。
内側の膿を出すような五黄中宮。

自分自身の、本来の居場所に座り、
それぞれが、自分の足元を見直し、
自分の長所を伸ばし、短所を克服し、
あきらめることなく、
基礎から固める事が必要です。

八白土星が廻座する東北の半分は、
申月なので、寅に破壊が付きます。
八白土星は目標を意味しますから、
八白土星の人は、もちろん、
それ以外の人々にとっても、
目標が破壊される出来事は、
生じやすい時だと云えるでしょう。

目標が破られた時に、
諦めずに、ふて腐らずに、
気持ちを立ち上げられるかどうか？

土の気が中心にあり、
土の星の星に破壊がかかり、
土の星が月建を背負う。
3つの土の星が、泥試合状態。

ポイントは、月建を背負う二黒土星。
つまり、身近なところから、
簡単なことから、地道に対応して、
素直に他者の意見を聞くことこそが
8月(申月)の重要事項だと云えそうです。

その二黒土星と、先天の関係でもある
一白水星が天道を背負います。

二黒土星は影。
一白水星は裏。

華々しい表舞台よりも、
シッカリと裏側を処理しておきたい。
8月(申月)は、裏側での下座の修行に
スポットライトがあたります。

それだけではありません。

一白水星は、終わりと始まりを
担当する九星です。

8月(申月)に、何かを終わらせて、
イチからのスタートをするなら、
一白天道のチカラを借りて、
それは、大きく膨らんで、成長して、
大きくなることが予測できます。

そのためには、
裏側での苦労が欠かせません。
ネゴシエーションが必要です。
水面下の人間関係が重要です。

本当に必要なものが開始する時は、
必ず、苦労が付きもので、
始まりの苦労が無いモノは、
どんなに絶好調に思えても、
早々に潰れて、消えてしまいます。

始めに苦労があるということは、
これから完成に向かう事を、
それが本物になるであろう事を、
暗に示唆しているのですね。

一白水星は苦労と悩みの星です。
8月(申月)の苦労と悩みは、
かなり大きな意味がありそうです。