今月の全体的な運勢／2019年5月

5月(巳月)の月盤は八白土星が中宮です。
2019年の年盤も八白土星が中宮で、
年盤と月盤が同じ配置の廻座となります。

年盤を用いた吉方であれば、
年盤と月盤が同じ月の吉方は、
星が極まり反転し、反転した星が、
オマケの吉方で付いてくるので、
5月は、仮吉方から戻る人や、
吉方で転居する方も多いですね。

それならば、
旅行の吉方でも同様の効果はあるのか？
…というと、残念ながら、
月盤か日盤の効果しかありません。

たとえ、年盤と月盤と日盤を、
同じ八白中宮で合わせたとしても、
何か効果が大きくなるような、
そんな都合の良い事にはなりませんなぁ。
残念ながら…。

まぁ、、今年は八白中宮の年ですから、
八白中宮らしく、堅実に、確実に、
足元をよく見て行動したいものですね。

年盤と月盤が同じ配置の廻座ということは、
今年一1年間の中での、
ターニングポイントとなるタイミングです。

九星ごとの運気の流れがありますので、
それぞれの状況は、皆違いますが、
この5月を境目として、
年の初めから、停滞していた物事が、
じわりと動き始めるのではないでしょうか？

清算しておきたいのは、
特に…過去への恨みと後悔です。
折れ曲がった心の中を掃除しましょう。

崩れる物事が崩れ始め、
崩れず残るものは基盤を強くします。

負荷をかけられた分だけ、
自分の中から種が作られる人もいます。
それは、これから始まる、
新しい時代に花を咲かせ実を付ける種です。

お金、人間関係、健康の悩みで、
今という一瞬に振り回されていると、
10年先も同じまんまです。何も変わらない。

キツいなぁ～って思いながらも、
その…悩みという負荷によって、
どんな種が作られるのか？
考えてみても良いのではないでしょうか。

5月の天道は西の一白水星に付きます。

一白水星は「裏」の意味があります。
一白水星は「苦労・悩み」の意味があります。

裏側で悩んで考えていること。
裏側で努力していること。
裏側で苦労していること。
これらすべての裏側に、
輝き有りということが想定されます。
苦しみは輝くための負荷ってことです。

別の見方をするならば、
裏側に、隠し事があるという場合には、
その隠し事にスポットライトが当たります。

表ばかりをキラキラに飾ってきたなら、
裏から崩れる可能性があります。

苦労は人間を優しくします。
苦労は人間の純粋さを作ります。
苦労で恨みが消えなければ、
心はいつまでも泥沼だよなぁ。

だから、今月は、心の裏側にも
スポットライトが当たります。

家の水回りというと一白水星の象意です。
土用明けの清々しい日に、
水回りを自分の心の裏側だと思って、
掃除をしてみるのも、良いですよね。

そして、5月は巳月ですので、
北西廻座の九紫火星に破壊が付く。

表側が破壊される形となりますが、
破壊は光の当たらない暗がりですので、
その多くは、裏側から崩れてゆくもの…
なのではないかなぁ？と考えられますね。