今月の全体的な運勢／2024年4月

清明の4月4日16時02分で節入して、
2024年4月(辰月)がスタートします。
立夏の前日である5月5日までが辰月です。

4月は土性の十二支の月なので、
今年の春の土用期間は、
4月16日から5月5日(立夏)の前迄です。

約19日間ある、この土用期間は、
土を動かすべきでは無いとされています。
庭の草むしりを検討している人、
鉢植えの植え替えを検討している人、
何か土を掘り返す作業を検討している人は、
4月16日より前に済ませてしまうか、
もしくは5月5日以降に行ってください。

このような暦に於ける制約に対して、
「暦に決められたくない」
「自分の行動は自分で決めたい」等と、
人間の自由意志を優先したい事を理由に
強く反発すると思います。

しかし、そういう人の話をよく聞いてみると、
決して本人の自由意志などでは無く、
金が無い、時間が無い、などの、
「だって、しょうがないじゃないか」という、
自由意志とは真逆の、
人間社会のしがらみに起因する不自由さを、
出来ない理由としていることが多いものです。

なので…結果的には、
天の動きに併せて自分の行動を選択する、
暦を優先して行動する人のほうが
自由意志に従っていると言えますよね。

逆に、土用を必要以上に怖れる人もいます。
何がいったいそんなに怖いのでしょうか？

ネットが普及した現代ですが、
気学に関連するような情報は、
ネット検索をすればするほど、
相反する情報があふれているので、
混乱して余計に恐怖心が出ます。
無駄に怖れないためには、
ネット検索で済ませたりせずに、
きちんと学ぶことが必要だと思います。

2024年は辰年ですが、4月は辰月です。
十二支の辰が年と月で重なります。
更に、2024年は三碧木星の年ですが、
4月も三碧木星の月です。
九星もまた、年と月で重なります。

辰は「ふるえる」「ふるう」という意味があり、
三碧木星には、
「おどろき」や「朝日」の意味があります。

辰と三碧木星の意味を重ねると、
地震や雷や自然災害によって、
驚かされる意味が見えてきます。
しかし、震えて揺れることは春を示します。
震えて揺れるからこそ朝日が昇り、
新しい時代が立ち上がるということです。

なかなか激しい気を持った月ですが、
結果としては、雨降って地固まる…
という形で治まると思います。
大事件で揉めて大騒ぎしたけれど、
ゴタゴタすることによって、
成長の方向性が確定すると思います。

そして、年も月も辰年で辰月なので、
年も月も十二支・戌に破壊がかかります。
この破壊を背負っているのが、
北西の四緑木星です。
四緑木星には風の意味があるので、
強風による被害もありそうです。

例えば、飛行機やヘリコプターなど
空の交通機関は乱れが生じやすく、
電車の遅延や、
物流の運送も被害を受けそうです。

この4月は風が乱れる予測なので、
山での災害にも注意が必要です。
特に土用期間は山での災害が増えます。
山から流れた水が貯水池をあふれさせ、
河を反乱させる可能性があります。
大雨で山や崖が崩れやすくなる予測なので、
山でのレジャーは気を付けてください。

しかし反面、降って欲しい雨が、
なかなか降って来ないのも今年の特徴です。
カラカラに乾いた晴天が続く時と、
山や崩れるほど土砂降りの時があって、
天候に翻弄されるかもしれません。

2024年は三碧中宮の年で、
4月は三碧中宮の月です。
そうすると…日盤も三碧中宮の日は、
さぞかし重要な日だと思うかもしれませんが、
年・月・日の中宮の九星が同じという事は、
実は、それほど重要ではありません。

日盤というのは年盤や月盤とは
基本的な構造が違うからです。

年・月・日が同盤になる日に
日帰りや2～3日の
吉方旅行に行く人がいますが、
それだと日盤の吉方レベルで、
日盤の吉方を取っただけになるので、
大きな期待をしても、
期待するほどの効果は無いと思います。

それよりも、十二支に注目しましょう。
2024年は辰の年で、4月は辰の月です。
干支は年盤も月盤も日盤も、
同じように進むものなので、
年・月・日が辰になる4月の辰の日は、
かなり重要な日だと思います。
4月10日、4月22日、5月4日、
この日が年・月・日が辰になる辰の日です。