今月の全体的な運勢／2025年6月

6月の十二支は午(ウマ)なので6月は午月です。
6月5日18:57(芒種)から、
7月7日05:05(小暑)の前までが6月午月です。

毎年6月というのは、
中節が夏至ということもあり重要な月です。
2025年の夏至は6月21日です。
更に、6月23日・6月24日は日盤切替です。
夏至も日盤切替も共通しているのは、
陰陽の切り替えであるということです。
冬の冬至から生じた陽気が夏至で極まり、
陽気が極まると冬に向かう陰気が生じます。
6月は1年という期間における、
陰陽の切り替えでターニングポイントです。

夏至の6月21日と、
日盤切替の6月23日・6月24日は、
恵方参りを行う時期として適しています。

恵方参りは天の気と地の気のリズムに、
人間である自分のリズムを合わせるために
行うというのが主意です。
天の気・地の気・人の気のリズムが合えば、
時代の波に上手く乗って行けます。
天地のリズムが切り替わるのが、
季節の節目となる夏至や日盤切替の時です。
夏至や日盤切替を境にリズムが変わります。
だからこそ、夏至や日盤切替の日には、
天地と繋がるために恵方参りが効果的です。

6月は、壬午・七赤金星の月です。
天地の気が壬午なので火と水です。
火と水は両方とも不安定なものであり、
この2つの関係には争う意味があります。

七赤金星には沢という意味がありますが、
沢とは水溜まりです。
天の気である十干は壬で水性で、
人の気である七赤金星は水溜まり。
地の気である十二支は午で火性です。
火と水が繰り広げる争いの気が強まります。

火が強まり、それに負けじと水が強まり、
さらにまた火が強まり…
この6月は、そういう天地の気の月なので、
天気や気温も激しく入れ替わる予測です。
暑くなったり寒くなったり、
晴れたがあり、土砂降りの日があり。
天候は、更に風が強まるかもしれません。
環境に右往左往させられそうです。
中宮は七赤金星が廻座していますので、
ダムやため池の水に関する話が出そうです。
ダムの決壊などにも気を付けたいです。

非常に荒れた天地の気となる６月ですが、
人間社会も火と水の争いに巻き込まれます。
世界では引き続き戦争は長引き、
内戦や紛争は激しくなりそうです。
個人の生活も心の中の葛藤は激しく、
人間関係にもその影響が出やすいでしょう。

これを…どのように治めるのか？
ということが課題となる6月ですが、
やはり、七赤金星が中宮に座る月なので、
七赤金星の気を活用するべきです。

七赤金星はマネーと会話という意味があります。
マネーが原因で起きる争いがありますが、
争いをマネーで治めることも出来ます。
マネーの使い方が問われる月だと思います。
会話や言葉が原因で争うこともありますが、
争いを話し合いで解決することもできます。

しかし6月は、解決策は分かっているけれど、
先を見通す目が曇り先行きが不透明です。
多くの人が不安を掻き立てられ、
明るい未来を疑ってしまいやすいときです。
七赤金星の月は誰もが希望を失いやすいときです。
明るい気持ちを持ち続ける努力が欠かせません。