今月の全体的な運勢／2022年6月

今月の中宮の星は七赤金星です。
世の中全体が七赤金星の気で包まれます。

七赤金星は「よろこび」の星で、
特に人間関係のよろこびを意味します。
しかし、七赤中宮の月盤を見ると
七赤金星の本座である西に
九紫火星が廻座して暗剣を背負います。

今月を「よろこび」にあふれた
楽しい月にしたいのであれば、
西の暗剣を出さない工夫が必要です。

その…西の暗剣とは、
西廻座の九紫火星にかかる暗剣です。
西は七赤金星の本座なので、
七赤金星の上に九紫火星が乗った状態。
七赤金星は沢で水溜まり。
水は下に流れます。
九紫火星は火で上に燃え上がります。

6月は意見の違う人同士がいて、
互いに相容れない事がありますが、
意見の違いを互いに受け入れて、
話し合って落としどころを決めれば
西の暗剣を出さずに済みそうです。

しかし、相容れない同士が、
言い争って反目が生じさせると
西の暗剣が発動して、
予想外の問題が勃発する予測です。

6月の中宮の星は七赤金星で、
七赤金星は「喋り」の星です。
言葉で傷付け合うことになりやすく、
言うつもりが無かったのに、
密かに思っていた相手に対する不満を、
うっかり喋ってしまうことが
起きてしまいやすいときです。

そして、些細な言葉に対して
過剰反応しやすいのが
今月の暗剣を背負う九紫火星です。
九紫火星はプライドの高い星で、
些細なことで自尊心が傷付きます。
傷付きやすいが故に、
ちょっとした相手の言葉に反応して、
争いのムードを出しやすいのです。

うっかり喋ってしまったこと。
過剰に反応して反目すること。
この2つが西の暗剣を、
引き起こしてしまいやすいです。

西廻座の暗剣を防ぐには、
被害者意識を持たない事だと思います。
自分は被害者だと思っていると
ついつい不満の言葉が出てしまうし、
些細な言葉に過剰反応してしまいます。
実は、お互い様…
という事に気が付きたいときです。

自分の事しか見えていないと
被害者意識を持ちやすくなります。
相手にも立場があって、
自分にも立場があります。
お互いが違うと云うことを前提として、
自分の正義を振りかざしたりせず、
相手の存在を認めることが
大事なときなのではないかと思います。

今月は北西廻座の八白土星が、
戌の天道を背負います。

注目されるものは八白土星の象意です。
引継ぎが非常に重要です。
人間関係における「言った言わない」の
水掛け論は問題を大きくしてしまいます。
組織内での報告や連絡は重視しましょう。
家に関することや家族との関わりも
軽く考えずに丁寧に対応してください。

八白土星は変化の意味がありますが、
大きく止まって大きく変わるのが
八白土星の吉の働きです。
人生を変えたいと思っている人は
今月は変化を起こす良いタイミングです。

八白土星は親兄弟の意味があります。
6月の親孝行はとても喜ばれます。
兄弟や親族との関わりも
とても重要な意味を持つ月です。

今月の干支は丙午(ひのえ-うま)ですが、
十二支五種占いでいうと神馬(しんば)です。
神の馬は人間が乗れない馬ですから、
今年は神に近づくくらいのつもりで
人間性を高める努力が必要です。

「上手く行く」ということばの
「うまくいく」は「午くいく」です。

自分の保身や損得を考えていると
物事は上手くいかないと思いますが、
人間性を向上させる意欲を持つと
物事は「午くいく」と思います。

今月、6月の月盤で、
一番高い場所に廻座するのは
南廻座の二黒土星です。
南は十二支「午」の場所ですから、
神の馬に近づくには、
二黒土星の意味する
優しさや素直さが大事なときです。
相手を受け入れる懐の深さが
神の馬に近づく秘訣と云えそうです。

そして、6月は三合の日が2回あります。
6/14と6/26が三合の日です。
物事を拡大させる働きがあるので、
人が集まるイベントを企画したり、
誰かに会って親睦を深めたり、
一人で寂しく過ごすよりも
人と関わることをするのがお薦めです。