今月の全体的な運勢／2021年10月

10月は年盤と同じ六白金星が中宮です。
年盤と月盤が同じ六白中宮となります。
今月は仮吉方で元の家に戻る人や
吉方で引越しする人が多い月です。

今年は輪重吉方という大きな吉方が
南の一白水星、東の四緑木星、
西の八白土星、3方位で取れる年ですが、
この10月の移動じゃなければ、
輪重吉方になりませんので、
吉方を取る皆様も気合いの入り方も
いつも以上かもしれませんね。

吉方位への移動が終わった後は、
油断せずにしっかりと、
自分の気を根付かせてください。
取った吉方を最大限に活かすために
自分が吉方に用いた星を意識して
生活すると良いと思います。

2021年も後半に入り、
気の早い人であれば、
年盤と月盤が同じになる10月から
2022年の気が生じ始めます。

年の切り替わりは2月立春ですから、
2021年のやり残しがある人は
出来れば年内に着手しておきたいです。
今年のやるべき事をやって、
それを携えて次の年に入りますので、
宿題のやり残しがあると、
途中でしわ寄せが出てしまいます。
しわ寄せとは運勢の滞りです。
そうならないためにも、
今年の宿題は今年のうちに
済ませておきたいものですね。

宿題が難しいのが衰運期です。
難しい宿題を最後まで達成すれば
人間性の成長が得られます。
本当の幸せへの近道は、
人間性を成長させる事だと思います。
衰運期とは幸せの階段を上る時です。

そして宿題が沢山あるのが高運期です。
やることが沢山あって忙しい。
忙しさの中で自分の環境を大きくします。
環境が大きくなると、
自分が好きな事、やりたい事ができます。
人生の目に見える部分の成長は
高運期の醍醐味だと思います。

2021年の宿題を終わらせて、
2022年へバトンタッチできるように
残りの数か月を過ごしたいと思います。

今月の天地の気は戊戌(ぼじゅつ)ですが、
十二支5種占いでいうと「野犬」です。
自分の力で生き抜く野良犬です。
縛られることを嫌う自由気ままな気です。
しかし…自由には責任がつきもので、
自分でエサを探さなければ
生きて行く事ができません。
今月は自由の意味を履き違えると、
痛い目に逢うかもしれないですね。

天地の気を納音で見ると「平地木」ですが、
「平地木」とは平らな大地に木が一本です。
縛るものが何も無く自由な状態ですが
仲間が居ないので孤独です。

十二支5種占いと納音を重ねてみると、
孤独の中で自分の力で成長するという気を
持っている干支なのだな～と分かります。

野良犬は自分の力で生き抜いて
後には安全な居場所と家族を作り、
平地木は大地にシッカリ根を張って
倒れない基盤を作る。
野良犬も平地木も、共に、
安定した環境を自分で作ることを
意味しているように思えます。

そして、今月は中宮が六白金星です。
公明正大な気を持つ九星です。
政治の世界は大変革の時を迎えていますし、
国際情勢も非常に危うい状況です。
六白金星は大きな始まりの意味があるので、
誰もが記憶に残るような大きな始まりが
あるのではないか？と思います。

今月の天道は南の一白水星が背負います。
先月から引き続き、
2か月連続で一白水星に天道が付きます。
先月と今月の一白水星は運勢が強いですね。
先月は山の上、今月は天に一番近い場所で、
一白水星にスポットライトがあたる。
今までの努力に結果が出る時です。
その結果に納得したら、
今までの古い自分を終わらせて、
新しい自分に切替えましょう。
過去の栄光にしがみついていると、
一白水星の人生は腐ってしまいます。
新しい向こう側の世界へ一歩を踏み出す時です。

一白水星には苦労と悩みの意味があります。
今この時、苦労と悩みの中にある人は
天の道に乗っている人達です。
その苦労と悩みは無駄ではありません。
苦労と悩みの中で自分軸が作られます。
そして、11月になれば光が見えてきます。

特に、一白水星が最大吉方の人は、
チャンスが大きい時だといえます。
人間関係を大事にしてください。
人の苦労と悩みに寄り添うと良いでしょう。
古いものを終わらせて、新しく始めましょう。
身近なところではトイレや台所などの
家の中の水場を掃除することをお勧めします。