今月の全体的な運勢／2020年10月

今月の中宮の九星は九紫火星です。
全体が九紫火星の気に包まれ、
九紫火星の気によって全体が影響を受けます。

九紫火星は火の性質の九星です。
火は温かく明るいものですが、
モノを燃やし尽くす働きもあります。
火はコントロールされている事が重要で、
制御不能となった火は手が付けられない。
情熱と怒りは紙一重です。

今月の天地の気は「丙戌」で、
十干は火性ですし、
地の気は土性といえども火局三合の戌で、
どっちにしても、なかなか暑苦しい。
十干も十二支も九星も、
全体的に火性の気が強い月となります。
怒りで全てを燃え尽くすのか？
それとも情熱の炎を燃やすのか？
どちらにしても、暑苦しい一ヶ月です。

今月は、九星の廻座は違いますが、
年の運勢と非常に近い気を持っています。

自分の気持ちや意思と関係無く、
今年の運勢らしい気を体験できそうです。
今年を集約したような月になります。
それは中宮の九紫火星の気で、
明らかにハッキリとわかる形で、
環境として現象化する事が予想されます。

しかし、それは自分の思ってたものと、
ちょっと違う…という戸惑いもありそうです。
長期的に見れば、想定内ですが、
いかんせん気持ちが追い付かない。
分っちゃいるけど納得できない。
ちょっとした葛藤がありそうです。

納音は屋上土で、屋根の土。
つまり、モノが育ちにくい土です。
屋根の土の特徴としては、
攻めより守りが得意という事が云えます。

屋根の土は高いところの土ですから、
上から目線で周りと高さ比べをするような、
そーいう気を持っております。
中宮も上から目線の九紫火星が入るので、
今月の雰囲気というのは、
なんとも…嫌味な感じがあります(笑)

しかし、周りと自分を比較しなければ、
冷静な気持ちで過ごせるでしょう。
比べると頭に来るでしょうけれど、
比べなければ、周りの事は気にならない。

他者と自分を比較せず常に冷静であれば、
火をコントロールすることが可能になります。

つまり、最大の防御となるのは、
自身のアンガーマネジメントだと解ります。
比較して相手に勝ちたいと思う気持ちを抑え、
自分の内に秘めた情熱を燃やす事が重要です。

今月の天道は南廻座の四緑木星が背負います。
全ての四緑木星が天道の後押しを、
受けられるワケではありません。
四緑木星が明るく生活するところに、
天道の働きが出て来ます。
場合によると、、、
四緑本命の人の隠し事が明らかになり、
もしくは、抱えていた闇が明らかになり、
それをキッカケとして、
天道の働きがあるかもしれません。

9月と10月は、四緑木星の人にとって、
大きな変わり目の時だといえます。
単に変わるのではなく、
内部の膿を出して晴れやかになるような、
ドラマチックな展開もありそうです。