今月の全体的な運勢／2019年10月

今年の己亥 八白中宮の一年も、
残すところ4ヵ月です。
停止と変化、そして改革の八白中宮。
九星によって現象の傾向は違いますが、
全体的に、停止～変化へ…
という方向に動いてますね。

運勢が良いハズなのに微妙な状態の人。
運勢がヤバいハズなのに結果が良い人。

これらの現象を観察してみると、
運勢は善悪で判断すると、
決定的に間違うのだなぁ～と気が付きます。

運勢は強弱と方向性でみたほうが、
断然！！理解しやすい。

その時々のやり方があって、
進む道に合うやり方で生きてる人は、
運勢の善悪など関係無く、
ベストな選択が出来てますねっ。

そうそう…。リクエストを頂きましたので、
2019年の「年運テキスト」を、
再度、販売することにしました。
必要な方がいらっしゃれば、
2019年の振り返りにご活用ください。
https://resast.jp/stores/article/1103/23470

2019年の運勢の強弱と方向性の確認に、
少しは役に立つかもしれません。

さてさて。今月のハナシです。
10月(戌月)の月盤は「三碧中宮」です。
東廻座の一白水星が暗剣を背負い、
東南廻座の二黒土星に破壊が付きます。

中宮の三碧木星は朝日の星で、
明るい方向に向かって進むことを、
本来の目的としている星です。

10月(戌月)は、世の中全体の気が、
明るい方向に進むと云う気を持ってます。

三碧中宮という遁甲盤を見ていると、
一白水星と二黒土星、2つの暗い星が、
前進の東と発展の東南に置かれてます。

一白水星は「裏」。
二黒土星は「影」。
両方とも、暗さを意味する星です。

遁甲盤って、よくできてるなぁ～と
思っちゃいますねー。

不安～とか、心配～とか、悲しい～とか、
暗い気持ちがあると、
行動するのに、ブレーキがかかっちゃう。

だから、三碧中宮は、
最も発展的で最も前進する木星の場所に、
暗い星を…わざわざ置いてるのデスネ。

二黒土星は東南廻座で破壊を背負い、
一白水星は東廻座で暗剣を背負います。

暗剣も破壊も、暗さがあるところに、
凶の働きを生じさせるんですよね～。
逆を返せば…暗さが無ければ、
凶の働きは出なくなります。

暗剣を逃れるには、
明るく過ごす事が大切です。
暗闇に剣…だから、
暗闇が無ければ剣も無いワケです。

破壊を逃れるには、
予定通りに進まなくても、
あきらめ心を持たないことが大切。

明るい方向に進む世界で、
暗～い星が2つ、明るい場所に置かれて、

暗くなると進まなくなるから、
暗くならないで、
明るくやってくださいね。

…と、言われている。
そんな感じに見えて来ます。

これは…私が仮吉方先で、
生活をしていた時の話ですが…。
ある日、こんな事がありました。

田舎の駅で電車を降りたら、
すでに夜で真っ暗闇でした。
聞こえるのはカエルの声だけです。
バスは走って無いし。
タクシーは営業を終了してしまったし。
迎えに来てくれる人も居ません。
自宅までは徒歩30分。
自宅までの道は民家のまばらな国道。
電灯と電灯の間隔は長く、
真っ暗な闇を歩かねばならない。

この時の私は…
物理的な暗闇に阻まれ、
不安や心配…という、
心の暗闇に阻まれていました。

しかし！カバンの中を探したら、
手のヒラにすっぽり入る大きさの
小型の懐中電灯がありました。

“コレを頼りに歩いて帰ろう！”

小型の懐中電灯のおかげで、
小さな勇気が湧き、
最初の一歩を踏み出せました。

闇を打ち破るのに必要なものは、
懐中電灯の小さな明るさと、
ほんの少しの勇気でした。

進む事を阻むものは…いつも「闇」です。
不安や心配などの暗い気持ちは、
知恵があれば払拭できるし、
勇気があれば突破できるでしょう。

三碧中宮の今月、
闇を突破する為に大事なものは…

ありきたりではありますが、
知恵と笑顔と前向きな【明るさ】と、
そして【勇気】です。
やっぱり…この2つが必要ですね～。